こんにちは!えびすいです!
お久しぶりにオススメmovieのご紹介♪
今回のオススメは
【マイ ブルーベリー ナイツ】
スイーツは好きですか?
フルーツたっぷりのパイやタルト? それとも甘いチョコレートケーキ? もしフルーツを使ったスイーツなら、あなたはなにを選びますか? ストロベリーケーキ? アップルパイ? それともブルーベリーパイ?
たぶんほとんどの方はどれも好き、と答えるのではないでしょうか。選ぶならこれだけど、でも別にこっちでもいい。だってどれもそれぞれ美味しいもの。
では、それがヒトだったら?
選ばれなかった女、エリザベス
グラミー賞受賞歌手ノラ・ジョーンズ演じるこの映画『マイ・ブルーベリー・ナイツ』のヒロイン、エリザベスは、元彼の心変わりをきっかけに、彼の家の向かいにあるカフェに出入りするようになります。
毎晩、売れ残りのブルーベリーパイを食べながら、オーナーのジェレミーと話すことで癒されていくエリザベス。徐々に惹かれあう2人。
けれども、エリザベスはもう一歩を踏み出すことができません。呪縛のように彼女をすくませる呪文があったから。
「どうして、わたしじゃだめだったの?」
ジェレミーの店でいつもなぜか売れ残ってしまうブルーベリーパイを食べながら、エリザベスはまるで自分のようだとつぶやきます。けれども、ジェレミーはこう言うのです。
「ただ選ばれなかっただけだ」
売れ残ったブルーベリーパイは、他のパイより美味しくないのでしょうか。
味わいは異なっているかもしれないし、万人受けする味ではないのかもしれない。けれども、それが美味しくないこととイコールということにはなりません。
このジェレミーの言葉にすべてのことに理由がある訳ではなく、ただそうなのだと。
観ればみるほど話は深く、しかし心は軽くなるような映画です。