こんにちは。アシスタントのりおです。
皆さんはお好きな作家さんや、お好きな本はありますか?
ちなみに私は、乙一さんという小説家がとても大好きです。そして、真梨幸子さんというイヤミス小説家もとても好きです。
2人ともミステリー作家であり、よく後味の悪いお話を書いています。私は後味の悪い作品がすごく大好物です(^-^)
乙一さんの小説の後味の悪さと、真梨幸子さんのそれとでは、なかなか種類の違ったものを感じます。
乙一さんの小説は、割とファンタジーであったり、抽象的であったり。しかしそれを表現する言葉選びはすごく繊細なものでとても惹き込まれやすいお話が多いです。
さらさらと読めてしまうのに、結末ではあれ?読み飛ばしたのかな?と思うくらいに自然に隠された伏線の数々にはゾッとします。次へ次へと進むたびに、どうなるのか予測できないドキドキと、悪い予感のドクドクが重なるあの感じはたまりません(ノv`*)そして醍醐味はその数々の伏線の回収!!!あちこちにある伏線に気付かされる瞬間は本当にぞくぞくします!(;´Д`)
確かめるために読み返す瞬間や、え?そこであれが繋がるの!?という驚きには、私の中の高揚感がとどまるところを知りません(笑)
乙一さんの小説は基本的に短編集なのですが、たまに長編のホラーやミステリーを書くこともあります。
そして、こちらも、私的代表作は『箱庭図書館』です。こちらは短編集でとても読みやすいです。今度詳しく紹介しますね(^O^)
一方で、真梨さんの小説は、人間のなかの汚い部分の表現がとても秀逸であり、また、身の毛もよだつ気持ち悪さと、実際にそうなのではないかという錯覚を起こすようなリアリティさが素晴らしいです。そしてとにかく後味の悪さが最高です。彼女の伏線回収も中々の見ものなのですごくオススメです。
私的代表作は『殺人鬼フジコの衝動』という本で、はじめて読んだ真梨幸子さんの作品です。
こちらも、今度詳しく紹介しますね(^O^)
もちろん、こんなにもハイテンションで説明していますが、後味はとてつもなく悪い作品が多いです。結局正解は読者の想像の中にしかないというような結末がお好みの方にはとてもオススメの2人です。
私がこの二方の作る小説の中で、そういったストーリーのものを選んで読んでいるのでこういう偏った紹介になっていますが、もちろん、モヤッとした結末以外の作品もありますので、それはまた追々ご紹介させて頂きますね(^^)♡
皆さんが、よいおうち時間を過ごせますように。
それでは、また(^^)/